2015/02/13
かゆみは、いろいろな皮膚疾患の中でも、頻度の多い症状の一つです。入浴時、あるいは入浴後に強いかゆみが生じた経験がある方は多いと思います。
なぜ、入浴時にかゆみが生じるのか、明らかで無い点も多くあります。一般的に湯が熱いほどかゆみを強く感じる傾向にありますが、その他、湯の温度だけでなく、体と湯の温度差が大きいとかゆみを強く感じるとされています。
寒い日など体が冷え切った状態で、急に熱い風呂に入るとかゆみが増した経験が無いでしょうか?日本人にとって、入浴は心身のストレス解消に有効で気持ちの良いものです。湯の温度を42度以上にしない、入浴前に浴室を暖めるなどと言った工夫で、かゆみは軽減されます。
その他、入浴時に使用する石鹸は香料や色素が含まれていないものを使用し、タオルはナイロンタオルを避け、きめ細かいタオルか素手で洗うようにしましょう。入浴後は皮膚の乾燥は強くなり、かゆみも強くなりますので、保湿剤を使い皮膚の乾燥を防ぐことも重要です。
2015-02-03 18:03:37