2015/02/11
やけどは冬に多い疾患です。原因で多いのは、ストーブ、熱湯などです。
やけどは深さにより、痛みなどの自覚症状の程度、痕(あと)が残るかどうかが異なり、多くはやけどした時点でほぼ決まってしまいます。やけどの深さは、受傷後数日経たなければ正確な判断は困難ですが、初期には受傷部の色の程度、水疱の有無、痛みの程度により判断されます。
受傷初期には、流水で患部を30分以上冷やすことが大切ですが、やけどの範囲が広い場合には、逆に冷やしすぎるのは良くありません。水疱が見られる場合には膜を破りたくなるものですが、その膜を破らない方が痛みも無く、治りもきれいなので明らかに深いやけどでない場合には破らない方が良いでしょう。
深いやけどでは傷が治ったようでも、徐々に傷が盛り上がり、痕が残る場合もあります。色が赤いだけであれば一両日に治る場合が多いのですが、水疱がある、痛みが強い場合、さらに、顔や手のやけどの場合には医療機関で処置を受けて下さい。
2015-02-03 18:04:41